WindowsのWebDAVで大容量データを送受信する方法

WindowsではWebDAV経由でデータを送受信する際の転送量や通信タイムの制限値が設けられています。
50MB以上のデータを送受信したい場合など、これらの制限値を変更することで最大値(約4GB)のデータ容量に対応することが可能となります。

以下はWindows10を例としています。

データ転送上限値を最大値にする Windows左下のスタートボタンを右クリックして表示されるメニュー項目から「ファイル名を指定して実行」を開いて、名前欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックします。 左のツリーメニューから下記のレジストリサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥WebClient¥Parameters
右側の一覧の「FileSizeLimitInBytes」を右クリックして「修正」をクリックします。 表記が16進数になっている場合は10進数を選択します。 既定値(表記:10進数)の「50000000」を「4294967295」に変更して「OK」をクリックします。 PCを再起動して完了です。(以下の通信タイムアウト時間も変更する場合は最後に再起動して完了) 通信タイムアウト時間を長くする 上記同様にレジストリエディタを開き、左のツリーメニューから下記のレジストリサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥services¥MRxDAV¥Parameters
右側の一覧の「FsCtlRequestTimeoutInSec」を右クリックして「修正」をクリックします。 表記が16進数になっている場合は10進数を選択します。 既定値(表記:10進数)の「1800」(秒)を大きな数字に変更します。例えば1時間に変更したい場合は10進数で「3600」に変更して「OK」をクリックします。 PCを再起動して完了です。